チキンダービー

 

 

天皇賞・春(G1)

 ◎ タガノマイバッハ
 ○ ダイタクバートラム
 ▲ ダンツフレーム
 △ ツルマルボーイ
 △ トップコマンダー
 × ファストタテヤマ
 × トーホウシデン
 × マイネルアンブル
 × エリモシャルマン
 × サンライズジェガー

早くから『混戦』『戦国』と言われてきた、今年の天皇賞。
直前になっても勢力図は固まらず、人気はかなり割れる、、、
と思ったら、ダイタクバートラムが断然の人気。
これを過信してしまって良いのでしょうか?

◎に抜擢したのは、
大阪杯の予想で天皇賞馬に指名したタガノマイバッハ
他も有力馬はみんな後ろから行くタイプで、
この馬は前から行ける強みがあります。
前2走で見せた根性は、まさにG1級だと思います。
距離経験が不安視されがちですが、4走前で京都2400mを勝ってます。
鞍上の安藤勝己騎手は先行馬に乗せると超一級品。
絶妙のタイミングで抜け出して、勝利をもぎ取ってくれると思います。

1番人気の○ダイタクバートラムは、有利な条件が揃ってます。
阪神大賞典からのステップしかり、
鞍上が『盾男』武豊騎手なのもしかり、
過去10年で7連対の1番人気なのもしかり。
長距離に不安はないし、京都でも勝ってるし、文句なしのデータです。
でもちょっと待ってください。
それは高松宮記念のとき、我が心の師匠・井上泰司氏の言葉。
「ショウナンカンプは馬場も向く、状態もいい、死角はナシです・・・
というのが最大の死角ですね。」
今回もまさにそれです。
死角が無さ過ぎるのが、最大の死角です。

ダンツフレームって人気無さすぎじゃないですか?
だって去年の宝塚記念馬ですよ。
距離とてダービー2着が示すとおり、スタミナには不安ナシです。
実はこの馬、春に良積が集中してるんです。
01年の春は皐月賞・ダービーを共に2着なのに、
秋は菊花賞・マイルCSを5着惨敗。
02年春は、安田記念2着後に宝塚記念を完勝したのに、
秋には天皇賞(秋)14着に、マイルCS17着と大不振。
じゃあこの春は?黙って買いです。

ダンツフレームの勝った宝塚記念の2着が△ツルマルボーイ
前走のキレが話題を呼んでますが、
この馬は去年の京都大賞典で、
後の有馬記念2着馬・タップダンスシチーに根性勝ちしています。
その時点からまだ成長していると聞きますので、ノーマークには出来ません。

もう一個の△がトップコマンダー
坂の無い京都はベストで、本質的には2400m以上が得意な馬。
ゆっくり行けるこの3200m戦で、一発もありえるかもしれません。

×ファストタテヤマは安田騎手の乗り方次第で、激走も凡走もする馬。
とにかく最後の最後まで脚をためられれば、
差しきられてもおかしくは無いのですが、、、
あと、馬体重がこれ以上減っていたら、消すのもありです。
×トーホウシデンは、02年の菊花賞2着馬。
前走のエイプリルSは万全の状態でなかったのに完勝。
今回その反動が無いとは言えません。

×マイネルアンブルは一度天皇賞馬に指名したのですが、
もっかいねらったのは、一回叩かれて上積みがあると思ったからです。
×エリモシャルマンが本格化するのは秋以降でしょうが、平坦の馬場は得意。
思い切ったらこわい池添騎手なのも魅力です。
×サンライズジェガーの前走は直線不利。
叩かれて良い馬で、3走目のここは狙い所です。

人気のイングランディーレは重賞連勝ですが、それは中山でのもの。
ホワイトマズル産駒は荒れた馬場が得意ですし、
ここではちょっと狙いづらいです。
ヒシミラクルは穴人気になってますが、
『菊花賞を勝ったあと大敗した馬は、出世できない』
というジンクスのみで、今回は消しです。

−−馬単−−
タガノマイバッハ ダイタクバートラム 400
ダンツフレーム 300
ツルマルボーイ 200
トップコマンダー 200
ファストタテヤマ 100
トーホウシデン 100
マイネルアンブル 100
エリモシャルマン 100
サンライズジェガー 100
−−馬連−−
タガノマイバッハ ダイタクバートラム 100
ダンツフレーム 100
ツルマルボーイ 100
トップコマンダー 100
合計 ¥2000
天皇賞・春(G1)結果・回顧
ヒシミラクル 角田 晃一 3.17.0
× サンライズジェガー 後藤 浩輝 1/2
ダイタクバートラム 武 豊
ツルマルボーイ 横山 典弘 1 1/4
ダンツフレーム 藤田 伸二

今週のGallopっていう雑誌の、巻中カラーのコピー。
『足蹴の菊花賞場は強い!これ、平成の常識。』
うそっ!そんなん知らんてた!!
改めて考えてみると、メジロマックイーンやビワハヤヒデ、
セイウンスカイなどそうそうたるメンツです。
ヒシミラクル様、ナメてすんません。

勝ったヒシミラクルは、ご存知菊花賞馬。
レース運びもほとんど菊花賞のときと同じで、
4コーナーの下り坂からロングスパートをかけ、
長〜くいい脚を存分に活かしました。
角田騎手もこの馬の乗り方は完璧にマスターしているようで、
京都3000mオーバーでは、このコンビに敵うものは、そうそういないでしょう。
、、、でも京都3000m以上って、
来年の天皇賞までめぼしいレースは無いんですけど(汗)

2着に人気薄のサンライズジェガー
前走の阪神大賞典は不利で競馬にならず。
今回はねらい目でしたが、
圧勝したアルゼンチン共和国杯が53kgの軽量だったため、
実力関係がハッキリしなかったのですが、ホントにつよかったですね。
この馬も、ロングスパートしてもバテないスタミナを持っており、
さすがリアルシャダイ産駒です。

『死角が無いことが死角』と言っておいたダイタクバートラム
ところがレースが始まると、1週目の3コーナーでかかってしまい、
ラストの4コーナーでは前が詰まる不利。
それでいて3着は大健闘なんですが、
どうも橋口厩舎はG1で運が悪いですねぇ。

4着のツルマルボーイは、直線でナナメに追い込む荒技。
その分か、ラストはスパッときませんでした。
G1馬のダンツフレームも地力の高さは証明してますが、
結果的にこの距離は長すぎたということでしょうか。

◎にしたタガノマイバッハも、結局距離が長かったということですね。
道中もちょっとかかってました。

 

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