ベンチャーを学ぶ。
ベンチャービジネス論を思い返して。

追手門大学にて、今年から、
「ベンチャービジネス論」という授業が始まった。

この授業は、
「起業家を育てる」ということをテーマに、
ベンチャービジネスに必要な知識を学べ、
経験を出来る授業である。

でも、どんなに立派な授業でも、
「先生がしゃべってるだけ」という授業では、
つならないし。

そこで、授業を復習するために、
授業のことを忘れないために、
そして何より、
授業を少しでも面白くするために、
キャッチなレポートを作ろうと思うのです。

4月12日 第一回授業

4月12日。土曜日。やや曇空。
ベンチャービジネス論の第1回目の授業日である。

この授業は、追手門学院大学にて、
今年度よりスタートした授業。

僕、林正隆は、
ベンチャーサークルの代表をしていることもあり、
事前に教授を始めとした先生方から話を聞いていた。
「起業を考えることの出来る授業にしたい」
「アントレプレナーシップを育てるような授業にしたい」
と、聞いていた。

この授業を担当していただけるのは、
小野先生。
事前に話したことからすると、
「僕は座学は嫌いだから、
 ケーススタディとかをして、
 学生と一緒に何か出来るような、
 そんな授業にしたいねぇ」
ということだった。

話を聞く限り、
そうとう力が入ってる、ように感じだった。
起業家精神を学べる授業として、
大学の目玉にするための授業として、
先生方からの熱さを感じていた。


その授業、当日。
僕、林は、
遅刻してしまったのでした。。。

はい。
朝、しっかり起きて、しっかりご飯食べて、
しっかり顔を洗って、
さぁ出かけよう、というときになって、
サイフを見ると、定期券が無く、、、
焦って、探して、部屋を散らかしているうちに、
電車に乗るべき時刻が経過。。。

結局、定期券は見つからず、
片道1000円を払って大学へ。
なおかつ30分の遅刻をして、
教室に到着。

痛い。
いろんな意味で、痛い。


すでに授業は始まっている。(当たり前)
先生の視線を感じながら、
コソコソと教室の中へ。
コソコソ、と言いながら、最前列へ。

小野先生から、
この授業の説明がされている。

教室の雰囲気は、まさに静寂。
小野先生も、やや緊張気味。
先生の話に対する学生の反応もまばら。
下を向いてる人、ケータイをいじる人、
熱心に聞いている人もいる。

はい。
小野先生からの、授業の概要については、
以下の通り。

●起業を本気で考えてみたい、
 親の事業の後継者として事業を見直したい、
 という学生を対象にしている。

●学生らしく、なおかつ実現性のある事業計画を作成すること、
 そして、
 起業人として習得すべき姿勢・知識を学ぶこと、
 そして、
 その姿勢・知識を習得するためのキャリアプランを設計すること、
 を狙いとしている。

●授業は、講義、ケーススタディ、成功事例を聞く、
 という3本柱で進める。
 成功事例を聞くための講師として、大野客員教授、
 そして、追大OBでもある、
 (株)タツミ総研の社長に来ていただく。

●この授業は、知識拡大の授業ではなく、
 知識活用の講座である。

●自分の夢へと発展させるための講座なので、
 日々の体験の積み上げが重要である。

説明を聞いていると、
これからの授業が、ますます楽しみになる。
でも、先生の話の間、帰っていく人もいる。
仕方ない、か。

次に、客員教授であられる、
大野先生からの、お話。
概要は以下の通り。

●自分のキャリアプランを作ることは、
 すごく大切である。
 アメリカ人の友達は、それを普通にやっているが、
 日本人は、まだまだそれが出来ていない。
 しっかり作った方が良い

●努力をしなければいけないが、
 努力にも仕方がある。
 自分の好きなことを仕事にすれば、自然と努力は出来る。
 仕事を好きにならねばならない。

●人ができることは人に任せる。
 自分しかできないことをやっていく。
 人に出来ないことをサービスとしてやっていけば、
 その対価としてお金がもらえる。

●経営者としての能力の、8割は、教育者である。
 人材育成には、もっとも情熱と時間をかけること。

●事業として成功するためには、
 目標を明確に、計画を明確に持つこと。
 成功要因の90%は、準備段階にある。

大野先生の話は、
僕自身は、何度も聞いている話なのだが、
聞くたびに気持ちが引き締まる。
そして、ワクワクする。
この気持ちを大切にしていかないといけない。

授業の最後に、自己紹介をする、
一人づつ。
持ち時間は1分で、自分をプレゼンテーションする。

小野先生と目が合わないように努力する。
しかし、大野先生と目が合う。
僕から自己紹介を始めろ、ということだった。
やっぱりか。

その場で、スタンダップ。
後ろを向き、自己紹介。
ベンチャーサークルのこと、など、
もろもろと、自己紹介をする。
緊張はしなかった。

その後、順番に自己紹介をしていく。
ビックリしたのは、
名前だけ言ってハイ終わり、という人がいなかった。
それぞれ、夢を語るひともおれば、
自分のやってるクラブのことを話す人もいる。
みんな、けっこう、目が活き活きしている。

これは面白くなりそうだ。

ベンチャービジネス論。
ただの授業に終わらず、そこから何か出来そうだ。
何が出来るか分からないけど、
3人おれば文殊の知恵。
面白い人がこれだけ集まれば、
何か面白いことも出来そうだ♪

そのために、自分も頑張ろう。
そう思わされる、自己紹介だった。

最後に、小野先生から、
参考図書が紹介される。
参考図書、ってか、読んだ方が勉強になるよ〜、
って感じの本だった。
(参照:下記リンク)

これで、第一回授業は終了。
期待を大きく感じた、第一回であった。

(第二回へ続く。)

 

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2003-04-28


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