ゼロスタプレスの出来るまで。

第6回 挫折、、、

名刺作りもほどほどににして、
次に、ゼロスタで取り組んだのが、
飲食店への、学生の飲み会斡旋業でした。

学生サークルや、クラブの飲み会を斡旋して、
どこかのお店を紹介する。
それで、飲食店さんに、ちょっと安くしてもらい、宣伝する。
そうすれば、学生も喜ぶ。お店も喜ぶ。
それで手数料とか頂けちゃったりしたら、ウチらもハッピー♪
という、アイデアなのでした。

まぁ、それで、
飲食店へと連絡をしてみて、
その店長さまが、ちょっと乗り気になってもらえたので、
「一緒に考えていこう」
ということになったのでした。

このへんまでは順調やったのよねぇ〜、ゼロスタも。

「なんか、挑戦してる!ベンチャーだ!!
 ベンチャーサークルらしくなってきたぞー!」
って、みんなでワクワクしたのですわ。

まぁ、それが、
そうは上手くいきません。

飲食店さまと、一緒にビジネスを考える、
というのは、きつい仕事だったんですねぇ。
きついって言うと語弊があるんだけど、
よーするに、向こうは、ゼロスタのことを、
一人前に扱ってくれたのでした。

一人前に、大人として。会社として。

それはそれで嬉しかったですね。
自分たちのやる気が認められたワケですから!

それはそれで嬉しかったのですが、
なんつーか、もぅ、厳しい、厳しい(苦笑)

それでも、弱音なんて吐いてられないですから
なんとかして、ついていこうとしたんです。

なんとかしたかったのですが、
結論から言って、全然ダメでした。

ぶっちゃけ、全く面白くなかったんですね。

いや、そんな一言で片付けちゃーいけないことは、
百も承知なのですが、
それでも、僕を含め、メンバーの士気は下がる一方。
毎日、毎日、憂鬱な顔をしている日々になったのでした。

こちらから提案したアイデアであったものの、
そもそも、考え自体が浅かったんですね。
具体的になんて考えておらず、
「集客予想は?」
という問いにさえ、答えられない状態でした。

「ベンチャーはスピードが命、4時間で仕上げろ」
「寝るな」
「甘い」
「24時間、動き続けろ」
「遅い」
という言葉は、たぶん、
正解で、常識で、正論で、もっともな意見なんだと思います。

でも、僕には、
その意見を受け入れることが出来ませんでした。

そして、結局、このプランは中止になりました。
「学生のお遊びには付き合いきれない。」
と、一蹴されてしまったのでした。

話は続く。もうちっとだけ、続く。

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2003-06-08

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