田中 |
実は、ホントの会社の名前の由来には、
もう一つ理由があって。
部活でね、
全国のESSでは、みんなが使ってる言葉で、
知ってるわけですよ。
『Need For Change』って概念の意味とかをね。 |
林 |
はいはい。 |
田中 |
で、僕らが50とかになったときに、
息子でも、孫でも出来て、
「僕、Need For Changeって会社に就職するねん」
とか言われたら、
「え!Need For Change?
実はなぁ、その言葉は、
大学のときに部活で使ってた言葉でなぁ」
って話を出来たらいいなぁ、と(笑) |
林 |
あ〜、なるほど〜(笑) |
田中 |
そうなったらいいなぁ、
っていうコトで名付けただけで、ホントは(笑) |
林 |
ニュースとかで、
「Need For Changeの株価は・・・」
とか言われただけで、
ESS出身者は楽しめますもんね(笑) |
田中 |
ただ単に、僕らの仲間が、
思い出話が出来るため、
みたいな(笑) |
林 |
ははは(笑)
さっきから聞いてて、
ほんと、うらやましいのは、
なんちゅうか、
きっかけの、くだらなさですよね(笑) |
田中 |
そうそう。
後で、それらしい理由をつけてるけど、
そもそも思ったんは、それだけ。 |
林 |
それが良いですわ〜 |
田中 |
だって、そうやもん(笑)
すっごいくだらんけど、
僕にとっては、すっごい面白い、みたいな。 |
林 |
その感覚、大好きです(笑) |
田中 |
こういう話になると、
「誰でも出来るやん」って思ってもらえそうやし、
そういう人が増えてくれ、
とも思ってて。 |
林 |
出来そうな気がしますもん〜(笑) |
田中 |
だから、よくさ、
いろんなトコで講演するときとかでも、
「あ、オレとあいつ、こんなにも違うわ。
オレには起業なんて無理や。。。」
って思われるような話は、
まぁ、無いんやけど、(苦笑)
しないようにしてて。 |
林 |
(笑) |
田中 |
出来るだけ、
「なんや、社長とは言うけど、
自分と一緒やん。
田中で出来るなら、オレでも出来るわ」
って思って、
始めるやつが増えてほしいと思って、
意図的にはやってるんやけど。 |
林 |
なるほどね。
このインタビューでも、
その普通さは、かなり出てると思いますよ。
僕も、今、その普通さに感化されてますもん。 |
田中 |
「こんなヤツでもやってます」
みたいに書いてくれると嬉しいですねぇ(笑) |
林 |
そうなんですか(笑)
じゃんじゃん書いちゃいますよ〜。
でもね、逆に、考えて、
「何が違うのか?」
ってコトを見つけ出さんと、あかんと思ってるんです。
「ほとんど一緒やった、
でも、何か一箇所が、自分とは違った。
じゃあ、そこだけ直そう。」
って思えるでしょ。 |
田中 |
あ〜。 |
林 |
だから、例えば、
「自分と田中さんは、
大差ないかもしれん。
でも、今、置かれてる立場が違う。
何が違うんだろうか。
田中さんは、すぐに行動に移すと言ってた。
自分は、行動に移すのが遅い。
じゃあ、すぐに行動に移せるようになろう」
とか思えれば、
何をしたら良いのか、分かるでしょ。
というか、
僕が今、思ってるんですけど(笑) |
田中 |
ほうほうほう。
なるほどな。
「動くことが大事なんだ」って気付ければ、
これからは動いていける、か。
そうやな。
ほんなら動けるもんな。 |
林 |
やと思いますね。
「全部、一緒やった。
でも、田中さんは社長をしてる。
田中さんは運が良かっただけだろう」
とか思われると、
それは違うでしょ(笑) |
田中 |
そらそうや(笑)
なるほどね。
ほとんど一緒やって、
何か一箇所だけ違う、って方が、
始める気になるか。
これから講演では気をつけよう(笑) |
林 |
ははは(笑)
あのぉ、
講演って、けっこうされてるんですか? |
田中 |
3つ、4つくらいやで。
ちょこちょこ呼ばれては行くけど。
言うても学生の前やからね。
「一緒やぁ」って言う話で(笑)
授業がだいたい90分くらいしゃべってるんやけど、
90分も話できるか!
とか思いながら(笑) |
林 |
(笑)
どんな話をしてはるんですか? |
田中 |
でしょ?(笑)
まぁ、だから、
今まで話してきたようなことを。
「昔、卒論代行やってましたぁ」
って話でウケを狙いながらで、
「こんなことをしてるだけで、
誰でもできますよ〜」とか、
「こんな風に考えたら良いですよ〜」とか。
いろんな具体例を出しながら。
うん。 |
林 |
やっぱ、そんな感じなんですね。 |
田中 |
そうやなぁ。
そや、よく言う話で
これは、インフォーキャストの谷井さんって
いう人が言ってた話やねんけど。
今、自分の行きたい所があったとして、
車か、タクシーか、
あなたはどっちに乗りますか?
もちろん、道は分からへんねんで。
それで、自分の車を『起業』と見立てて、
タクシーを『会社に入る』と見立てて。
車を自分で運転して、迷って、
あぁ、仕方ないなぁ、って思うか。
タクシーに乗って、
タクシーの運転手が道を間違えて、
それでも納得出来るのか。
ある程度プロのタクシーの運転手に任せれば、
安心して、納得して、
目的地にたどり着けるかもしれん。
でも、自分で運転していれば
迷うやろうけど、
ドライブを楽しむことが出来るかもしれん。
みたいな。
よく、
「就職するのと、
会社起こすのと、
どっちが良いですか?」
みたいなことを聞かれるから。
こういう話をして、
「あなたはどっちですか?」
とか言ってますね。 |
●ワンポイント考察
ドライブする?
それとも、タクシーに乗る?
僕なら、ドライブしたいなぁ。
一人で迷子になるのはつらいけど、
タクシーのウンちゃんに、
「ゴメン、道を間違いました。」
って言われるよりはマシかな。
あなたはどっち?
まずは、目的地を見つけるところからだね!
その話は、また明日。
次回、いよいよ最終回!! |
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