たなかつさんに、聞きました。

第八回 よく話す話、な、お話。

田中 実は、ホントの会社の名前の由来には、
もう一つ理由があって。

部活でね、
全国のESSでは、みんなが使ってる言葉で、
知ってるわけですよ。
『Need For Change』って概念の意味とかをね。
はいはい。
田中 で、僕らが50とかになったときに、
息子でも、孫でも出来て、
「僕、Need For Changeって会社に就職するねん」
とか言われたら、
「え!Need For Change?
 実はなぁ、その言葉は、
 大学のときに部活で使ってた言葉でなぁ」
って話を出来たらいいなぁ、と(笑)
あ〜、なるほど〜(笑)
田中 そうなったらいいなぁ、
っていうコトで名付けただけで、ホントは(笑)
ニュースとかで、
「Need For Changeの株価は・・・」
とか言われただけで、
ESS出身者は楽しめますもんね(笑)
田中 ただ単に、僕らの仲間が、
思い出話が出来るため、
みたいな(笑)
ははは(笑)
さっきから聞いてて、
ほんと、うらやましいのは、
なんちゅうか、
きっかけの、くだらなさですよね(笑)
田中 そうそう。
後で、それらしい理由をつけてるけど、
そもそも思ったんは、それだけ。
それが良いですわ〜
田中 だって、そうやもん(笑)

すっごいくだらんけど、
僕にとっては、すっごい面白い、みたいな。
その感覚、大好きです(笑)
田中 こういう話になると、
「誰でも出来るやん」って思ってもらえそうやし、
そういう人が増えてくれ、
とも思ってて。
出来そうな気がしますもん〜(笑)
田中 だから、よくさ、
いろんなトコで講演するときとかでも、
「あ、オレとあいつ、こんなにも違うわ。
 オレには起業なんて無理や。。。」
って思われるような話は、
まぁ、無いんやけど、(苦笑)
しないようにしてて。
(笑)
田中 出来るだけ、
「なんや、社長とは言うけど、
 自分と一緒やん。
 田中で出来るなら、オレでも出来るわ」
って思って、
始めるやつが増えてほしいと思って、
意図的にはやってるんやけど。
なるほどね。
このインタビューでも、
その普通さは、かなり出てると思いますよ。
僕も、今、その普通さに感化されてますもん。
田中 「こんなヤツでもやってます」
みたいに書いてくれると嬉しいですねぇ(笑)
そうなんですか(笑)
じゃんじゃん書いちゃいますよ〜。

でもね、逆に、考えて、
「何が違うのか?」
ってコトを見つけ出さんと、あかんと思ってるんです。
「ほとんど一緒やった、
 でも、何か一箇所が、自分とは違った。
 じゃあ、そこだけ直そう。」
って思えるでしょ。
田中 あ〜。
だから、例えば、
「自分と田中さんは、
 大差ないかもしれん。
 でも、今、置かれてる立場が違う。
 何が違うんだろうか。
 田中さんは、すぐに行動に移すと言ってた。
 自分は、行動に移すのが遅い。
 じゃあ、すぐに行動に移せるようになろう」
とか思えれば、
何をしたら良いのか、分かるでしょ。
というか、
僕が今、思ってるんですけど(笑)
田中 ほうほうほう。
なるほどな。
「動くことが大事なんだ」って気付ければ、
これからは動いていける、か。
そうやな。
ほんなら動けるもんな。
やと思いますね。
「全部、一緒やった。
 でも、田中さんは社長をしてる。
 田中さんは運が良かっただけだろう」
とか思われると、
それは違うでしょ(笑)
田中 そらそうや(笑)
なるほどね。
ほとんど一緒やって、
何か一箇所だけ違う、って方が、
始める気になるか。
これから講演では気をつけよう(笑)
ははは(笑)
あのぉ、
講演って、けっこうされてるんですか?
田中 3つ、4つくらいやで。
ちょこちょこ呼ばれては行くけど。
言うても学生の前やからね。
「一緒やぁ」って言う話で(笑)

授業がだいたい90分くらいしゃべってるんやけど、
90分も話できるか!
とか思いながら(笑)
(笑)
どんな話をしてはるんですか?
田中 でしょ?(笑)
まぁ、だから、
今まで話してきたようなことを。
「昔、卒論代行やってましたぁ」
って話でウケを狙いながらで、
「こんなことをしてるだけで、
 誰でもできますよ〜」とか、
「こんな風に考えたら良いですよ〜」とか。
いろんな具体例を出しながら。
うん。
やっぱ、そんな感じなんですね。
田中 そうやなぁ。
そや、よく言う話で
これは、インフォーキャストの谷井さんって
いう人が言ってた話やねんけど。

今、自分の行きたい所があったとして、
車か、タクシーか、
あなたはどっちに乗りますか?
もちろん、道は分からへんねんで。
それで、自分の車を『起業』と見立てて、
タクシーを『会社に入る』と見立てて。

車を自分で運転して、迷って、
あぁ、仕方ないなぁ、って思うか。
タクシーに乗って、
タクシーの運転手が道を間違えて、
それでも納得出来るのか。

ある程度プロのタクシーの運転手に任せれば、
安心して、納得して、
目的地にたどり着けるかもしれん。

でも、自分で運転していれば
迷うやろうけど、
ドライブを楽しむことが出来るかもしれん。

みたいな。

よく、
「就職するのと、
 会社起こすのと、
 どっちが良いですか?」
みたいなことを聞かれるから。
こういう話をして、
「あなたはどっちですか?」
とか言ってますね。
●ワンポイント考察
ドライブする?
それとも、タクシーに乗る?
僕なら、ドライブしたいなぁ。
一人で迷子になるのはつらいけど、
タクシーのウンちゃんに、
「ゴメン、道を間違いました。」
って言われるよりはマシかな。
あなたはどっち?
まずは、目的地を見つけるところからだね!
その話は、また明日。
次回、いよいよ最終回!!

 

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2003-04-09

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