『ただ今、映画勉強中!』

こんちは。
はやぴー@本名は林です。
今日から新連載が始まりますので、
ご紹介を、いたしますね。
書いてくれるのは、
追手門大、映画研究部シネマクリエイターの、
園田嵩(そのだたかし)くん。
大学で会って、
「あんさ、書いてもらえへんかな?」
と言ったところ、
「えぇ、いいでんすか。
 書かせてもらえるんなら、喜んで書かせてもらいます。」
って、
めちゃめちゃ丁寧に引き受けてくれました(笑)
僕みたいな無礼者の提案に乗ってくれた、
とても丁寧な園田くん。
文章にも、その丁寧さは表れてます。
それでは、今日は、第1回。
映画研究部として、
映画を作る、という立場からの、見方が垣間見えます。
んじゃ、ま、どうぞ!

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第一回 自己紹介から。

まずは自己紹介からさせてもらおうと思います。
僕はこのホームページの代表者、
林さんと同じ追手門学院大学という大学に通っている者です。
そしてその中の映画を研究しクリエイトするクラブ、
その名も「映画研究部シネマクリエイター」という、
長ったらしい名前のクラブに属してる者でもあります。
大学から何気なく始めた映画制作に
運命のごとくはまり込んでしまい、
現在は映画監督になるべく、日夜勉強の日々です。
このページでは僕が日々学んだこと。
若輩者の新米映画監督に、
この世界はどう映っているのかを書いて行きたいと思います。

●「凶気の桜」に見た暴力性

「凶気の桜」という映画を見ました。
基本的に日本映画が好きなので、
レンタルに行っても日本映画にまず目が行くんですけど、
今回の映画「凶気の桜」は久々にはまりました。
映画とか芸術とかでもそうなんですけど、
暴力をどう描くかはいつも興味があります。
暴力を綺麗にかっこよく描けば描くほど、
暴力を美化していることになりかねません。
しかし、戦闘シーンとか暴力シーンを上手に見せないと、
映画というエンターテイメントはなかなか成立しないものです。
今回の映画の魅力は主人公の持つ考え方です。
自らの正義を貫いて、
暴力で街を清めていく。
その姿はかっこよく、
激しい共感を感じました。
しかし、この映画は決して暴力を美化して終わりません。
この映画の中にも出てくるんですが、
「暴力によって支配したものは、いつか必ず暴力によって支配される」
という言葉どおり、
最後は大きな力によって
主人公達の思想も存在も潰されてしまいます。
そこには暴力によっては決して問題は解決しないという
強烈なメッセージが伺えます。

暴力を決して美化せず。
しかし、エンターテイメントとしての暴力シーンはかっこよく見せる。
そして最後に強烈なメッセージと激しい共感性を残して終わる。
バランスの取れた素晴らしい映画でした。

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第二回 小説ではない、「脚本」

このページに関する感想・質問などは、
zerostar_venture@yahoo.co.jpまで、
お願いいたします。

2003-05-16

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