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7月9日 -マザーツー旅立ち- |
とうとう本命のマザーツーがスタートできる!
マザーはやっぱり感動したけど、
最初の発売のときにやってないせいか、
当時のファミコンでのRPG界での異端児感、
斬新さみたいなものは感じれなかった。
でも、音楽がとっても楽しいRPGだったなぁ〜。
フライングマン、ダイスキだよ〜。
マジカント、ボクの心のすぐそばの世界。
いつでも帰れるんだかんね〜。
マザーは半分大人になりかけたボクを、
コドモに戻し、オトナにしてくれた。
で、マザーツー。
スイッチを入れ、タイトルの後、1か2かを選ぶ。
それぞれカセットの形をしている。
スーパーファミコンのカセットって灰色だったんだ〜。
多分みんなが気づくんだろぉな〜。
画面が砂嵐になり、
脳裏に焼きついている絵が
目の前によみがえる。
「GYIYG STRIKES BACK!」
この絵はいつでも夢に出てくるし、
ボクはこの世界を生きている。
決して、楽しい世界じゃないんだけど、
この絵が好きなんだろうな。
2が異様にでかいオープニング画面。
オープニングがこんなに堂々とした
威厳あるカッコイイもんだっただろうかと考えるくらい、
そこにはボクの伝説のゲーム、
マザーツーがそびえたっていた。
そして、
ポップ&スキッピーな音楽とともにデモがはじまり、
しばし昔を思い出してた。
こんなにすごいゲームだったのかっ!
こんなにワクワクできるゲームだったのかっ!
プレステ2やゲームキューブが普通の現代だけど、
このころ(スーファミ)のゲームが一番カッコイイ。
港街、ジャングル、ピラミッド、バス。
この小さな画面の小さなドットの世界は、
ボクの日常よりとてつもなく広く、
冒険が散らばっていた。
厳かな気持ちでスタートボタンを押し、
ボクは冒険をはじめた。
さぁ、ネス!
出発だ!
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次回7月10日 ホーリーマウンテン。
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